カル村の小説置場です。拙い文章ですがお付き合い頂ければ幸いです。
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お久し振りです。
久し振りなのに駄文を上げてみます。
なんというか、「文章」です。

言葉遊びがしたかった出来心です。多分。
カテゴリよく分からんので灰色にしておきます。

ちょっとだけ実話。











 たぶんこの夢は、もうすぐさめてしまうのだろう。


 覚。
 甘ったるい夢の終わった脱力感と、悪夢から解放された安堵感。
 霧が晴れて、世界がはっきりと見える。
 其処に在ったはずの、いつしか消えていた障害物。
 鬱陶しがっていたそれは、君への感情。

 冷。
 君の瞳を見ても、僕の胸は高鳴りをしなくなった。
 君が温めてくれた僕の手も、その温度を失っている。
 僕の身体と心は、どうやら冷たくなってしまったようだ。
 君を愛せなくなってから。

 褪。
 あの想い出達は、鮮やかな色をしていた気がする。
 でも今は、その彩りが思い出せない。
 廻る走馬灯は、セピア色。

 醒。
 だいたい、これが本来在るべき姿だったのかもしれない。
 平気で誰かを傷つけるような人間は、愛さない方がよかったのだ。
 エコーする後悔。


 消えていく感情。
 終わっていく夢。
 でも、消えるというのは、其処に事柄が存在したから成せること。
 終わるということは、其処には始まりが在ったということ。

 霧の晴れた世界に存在した真実。
 僕が、君を愛したということ。




 

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